RPRX ロイヤリティー・ファーマについて じっちゃまライブ 2020/6/10

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2020年6月のじっちゃまライブの冒頭をまとめています。

RPRX ロイヤリティファーマについて、23分間話されています。私の記憶だとここまで一つの会社・銘柄のみを一度に重点的に語られることはなかったと思います。

一通り聞くことで難しいこの会社のやっていることについて理解が深まります。

この段階ではバイオ株でBNTX バイオンテック・MRNA モデルナ・GILDギリアド・EBS エマージェント・VIR ヴィア・RPRX ロイヤリティファーマを注目銘柄とされています。

ロイヤリティ・ファーマホームページはこちら

RPRX ロイヤリティファーマとは?2020年6月じっちゃまライブ

2020年出てくるIPOの中で最も毛並みのいい会社。

業種は違うが「V ビザ」がIPOされたのと同じような前人気、風格。

発行株数:7000万株

初値設定:25-28ドル

幹事:JPモルガン・モルガンスタンレー・BofJセキュリティーズ・ゴールドマンサックス・シティグループ・UBS ウォール街の大手投資銀行全員参加。

メチャクチャ儲かっている。既にメチャクチャ利益が出ている点で普通のIPOと異なる。

製薬のロイヤリティ(特許)を売買する会社

上場後すぐに四半期配当15¢、年間60¢、配当利回り2%くらいは出る。

今後のガイダンス、売上高成長6~9%成長。

利益は多分2ケタ成長だとおもう。

RPRX ロイヤリティファーマは何をしている会社?

やっていることはコンセプトとして難しいのでかみ砕いて説明されています。

「ロイヤリティー」とは「特許権。」

新薬の特許をある時点で取得し、薬が製薬会社によって売り出された場合、特許を10年、15年持ったままにする。特許で入金が入ってくるというビジネスモデル。

ファイザー・メルク・バーテックスのような製薬会社が薬の開発、販売を行い売り上げがたつが、一部の特許権をロイヤリティ・ファーマが持っているので何もしなくても特許(ロイヤリティ)収入が入ってくる仕組み。

この会社が提供しているのは①新薬開発に関する深いナレッジ②資本

投資銀行ラザード・フレールのバンカーが思いついたビジネス。

特許権自体が売買の対象になるのでは、と気づき1996年に特許権の売買を行う商売を始めた。

いまでも社員は35人しかいない。

社員は…投資銀行のリサーチアナリスト・バイオのリサーチアナリストなどプロフェッショナル集団。競合にとって参入障壁が非常に高い。特許が出る機会というものが普通の人には分からない。病院との深いコネクションが必要な特殊なマーケット。

どういうときに特許権が生まれるのか?特許は製薬会社が取るだけではない ロイヤリティはどのように使用されるのか?一つの薬に対して複数のパテントが発生。

大学がバイオ関係の研究をしている。R&Dを重点的に行う病院で新しい技法が開発される。などの場面。民間企業だけがノウハウを思いつくのではなく、非営利団体(大・病院)が新薬を作るうえでのやりかたや、その一部(Building block=積み木)に気付くことがある。

いっぽう、新薬の開発には年々莫大なお金がかかる。

創薬じたいが昔は化学で物質を混ぜて薬が出来るという方法(small molecules=低分子の物質を使った創薬の方法)だったが、今の主流はバイオ・テクノロジー(Large molecules=動物や人間の中で薬を作る)になった。すべてが大掛かりになった。一つの薬が完成するまでに3つ・4つ・5つのノウハウが必要になる。よって、新薬が一つでもその際使用されるパテントは1つではない。4つも5つもパテントがある。さらひとつの薬を売る場合のパテントはすべて自社のパテントではなく、他社のパテントを使用して薬を開発する=パテント代を払うというケースも多い。クリスパーという技術(遺伝子編集)を創薬の段階で使い、薬を完成、販売したとしたら、クリスパーの技術を完成した人にもロイヤリティは支払われる。現代の創薬はいろんなロイヤリティが重なって薬が完成するという流れである。

大学・リサーチホスピタル・製薬会社はすべての製薬のプロセスを自分で完成できない・ゴールまで持ち込めない場合がある。

日本の製薬会社にも優秀な研究員もいるが、アメリカで臨床試験をし、FDA(米国食品医薬品局)から承認される企業はほとんどない。

よって、新薬の候補をアメリカの製薬会社に売る、あるいは特定のパテントをロイヤリティ・ファーマのような会社に部分的に売り、売却資金をR&D(研究開発)に突っ込むなどの方法を取る。

ロイヤリティ・ファーマはベンチャーキャピタルのようだという捉え方、あるいはプライベートエクイティファンズだという捉え方もできるかもしれない。

新薬の開発をゴールまで持ち込めない人にとって、途中で現金化する機会を与えているのがロイヤリティ・ファーマになる。

RPRX ロイヤリティファーマはどのように売り上げを上げるのか?ロイヤリティに投資し、新薬の流通に伴い売り上げ×○○%のロイヤリティ収入を得る。

ロイヤリティの売り物があるときにロイヤリティ・ファーマが投資する。15億ドル~30億ドルを色んな案件に投下していく(年によってバラつきアリ)

商品がFDAに承認され、市場に流通すれば、売上×○○%の特許権料率が売り上げとして計上される。

処方薬市場の魅力は?年率7%の成長市場。

処方薬市場=年率7%成長。製薬業界は年間3,000億ドルをR&Dに使っている。

似た商売をしている競合はないことはないが、ロイヤリティの売買のガリバーはロイヤリティ・ファーマ。巨大な存在。

RPRX ロイヤリティファーマの魅力は?特許のガリバー。売り買いをする際に避けては通れない。

RPRX ロイヤリティファーマの魅力は?

現在ロイヤリティファーマが持つ売り上げ(ロイヤリティ)が上がっている薬は45。そのうち22種類はブロックバスターと呼ばれる大型薬。タイサブリ・インブルビカ・ジャヌビア・テックフィデラ・リリカ・レミケイト・ヒュミラ・・・のロイヤリティを持っている。ロイヤリティの年数は最大15年。

22種類のブロックバスター薬を持っているということ。メルク・ファイザーのような大手製薬会社でもブロックバスターは5~7個くらいしか持っていない。(比率は小さいものの)22種類ものブロックバスターに指を突っ込んでいるということは存在感のある会社であるということを示唆する。

いま、IPOをする意味。 今は安値で今後の安定成長を期待できるから。

テックフィデラ・ヒュミラ・レミケイトといった大型薬は、パテント切れをおこし、2019年の売り上げはきつかった。 逆にいえば、一番厳しい時期にIPOした。 なぜこのタイミングのIPOなのかというと、低いベースからより高い成長率で成長していけると思っている。 わざと安値になっているタイミングでIPOをぶつけている(重要)

RPRX ロイヤリティファーマの決算を見る上での注意点。 「修正キャッシュフロー」をみて。

損益計算書を見るときに分かりにくいと思う。 35人しかいない会社でR&Dをやっていない。 ロイヤリティの売買しかしていない。 ロイヤリティを売ることもあるし、買うこともある。 キャピタルゲインモデル。 数字が見づらい。 普通の会社の純利益(EPSの計算のもとになる数字)はロイヤリティファーマの場合修正キャッシュフロー(modified cash flow)になる。 その数字は昨年16. 3億ドル。 この規模の企業としてはメチャクチャ儲かっている。

上場後の成長イメージは?じわじわと売上、利益成長。IPOはホットディールを予想。

ガイダンスを整理するとIPO後売上高成長率は年率6~9%で安定成長を見込まれている。

修正キャッシュフローは+10%前後で推移ではないかと推察。 配当を出す。 四半期配当15¢、年間60¢。 初値のレンジの上限28ドルで計算すると約2%(2.14%)になると思う。

IPOのされ方としてはホットディールになると思う。 IPOレンジの上で値決めされると思う。

上場初値も上だと思う。いくらかはわからない。多分人気出ると思う。

いきなり2倍ということはないがカンファタブルにプレミアムで寄付くと思う。

その後の値運びはV ビザのようにひたひた上がる、そういうノリ。(退屈な株である)

45個のパテントを持つパテントの投資信託のような会社。 四半期の売上高は安定していると思うが、分散されているので全体としてみれば安定した収入が見込める。

ライブの内容はここまでです。

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