2021年3月投資レビュー

米国株 投資レビュー202103 資産形成

3月に米国株周りで起こったことを中心にメモしておきます。

自身の備忘・アウトプットの勉強目的なのであまり細かい内容、正確な把握にこだわっていませんが、どなたかのお役に立てれば幸いです。

本記事は情報の整理を目的としており、投資・その他の行動を勧誘する目的で作成したものではございません。

2021年3月投資レビュー 米国株関連ニュース、イベント

各種イベントと備忘を兼ねて投資の日記をつけてみることにしました。

2021年3月3日 ヒンデンブルグオーメンでちょっとTwitterがにぎわう

3月のS&P500のチャートです。

今の段階では「あまり関係がないのでは」と思っています。

ニューヨーク市場大暴落を予言する「ヒンデンブルグの凶兆」とは? – Market Hack

どちらかというとこの10年債の上昇のベクトルによる「ハイパーグロース系銘柄の下落による恐怖心」が強かったと思っています。

2021年3月12日 ヒンデンブルグリサーチよりローズタウンモーターズのショートレポート

The Lordstown Motors Mirage: Fake Orders, Undisclosed Production Hurdles, And A Prototype Inferno – Hindenburg Research

私、しっかり保有していたので被弾し、売却しました。

3月11日終値17.71ドル→12日終値14.78ドル ▲16.54%

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バキ 板垣恵介さん 秋田書店 死刑囚編より 

2021年3月17日FOMC

2021年GDPの予想が4.2%→6.5%に上方修正。

金利については変更なしでした。

ちょうどこの週末の3月19日に3月31日まで有効だったSLR緩和の特別措置について、「延長なし」ということが決まりました。

SLRは銀行が「債券」などの比率を一定以下に定めてリスクを減らす考え方だったが、COVID-19危機に伴い「債券」の比率を高めてもSLRにカウントしないということだったので、株式にとってはネガなニュースと思っていましたが、既に銀行は債権を処分済みで、市場もSLR特例延長を期待していなかったという認識です。

SLRは2008年のリーマンショック後に導入された自己資本規制の1つ。 分母は国債を含む有価証券保有額やデリバティブ取引などのエクスポージャー額などで算出。 分子を中核的自己資本として算出する。2021/03/18

コラム:FEDウォッチャーが見逃さなかった米SLR、日本株上昇のカギに | Reuters

FRB、大手行の資本規制緩和を延長せず コロナ特例3月末失効

(ロイター) – Yahoo!ニュース

2021年3月24日以降 アヘゴスキャピタル(アルケゴス) 関連

200億ドル(約2兆2000億円)のポジションを強制決済とのニュース。

モルガンスタンレー、ゴールドマンサックスによる強制決済

野村ホールディングスやクレディ・スイス・グループなどがスワップ「差金決済取引(CFD)」を通じてレバレッジを提供していた

デリバティブ(金融派生商品)のため、運用が明るみにならなかった

強制決済を行った現物株が下落。

https://www.tradingview.com/x/f2AqaNKQ/

VIAC バイアコムCBS 

3月26日(金)始値65.75ドル→終値48.23ドル (安値 39.81ドル)

https://www.tradingview.com/x/BnwLveu3/

DISCA ディスカバリー

3月26日(金)始値57.45ドル→終値41.90ドル -27.45 %(安値 34.60ドル)

野村ホールディングス (8604) : 株価チャート [Nomura Holdings] – みんなの株式 (みんかぶ) (minkabu.jp)

8604野村ホールディングス 

3月26日(金)終値720.7円→3月29日(月)始値650円、終値603円 前日-16.3%

CS クレディスイス

3月26日(金)終値12.87ドル→3月29日(月)始値11.15ドル、終値11.39ドル

参考ニュース

アルケゴスショックの背後に「CFD」-秘密裏にポジション積み上げ
ビル・フアン氏の投資会社、アルケゴス・キャピタル・マネジメントに関連する200億ドル(約2兆2000億円)のポジションが強制的に清算されたことで、同社が密かに投資先企業の持ち分を積み上げるのに利用していたデリバティブ(金融派生商品)に注目が...

<米国株情報>「アルケゴス問題」、銀行全体で最大100億ドル損失か//モーニングスター (morningstar.co.jp)

個人的な理解では中国ADR関連株が下落→CFDをしていたアヘゴスがキャッシュでお金を払えない状態→所有株の強制決済→一部銘柄の大幅下落→逃げ遅れた証券会社の損失が大きい

という流れだと思っています。

2021年3月31日バイデン大統領2兆ドルのインフラ計画

3月31日にはバイデン大統領が2兆ドル強のインフラ投資計画を発表しました。

投資の財源は選挙公約での「裕福層への増税」ではなく、法人税の21%→28%引上げによるものとのこと。

※2018年1月~法人税率は「トランプ減税」により35%→21%に引き下げられていました。

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バイデン氏、2兆ドルのインフラ計画発表 経済再構築で中国に対抗へ | ロイター (reuters.com)

自分の投資戦略

こうなるに決まっている、違いない、という決めつけは良くないと思っていますが、3~5月(もっと言うと11~5-6月ごろ)の相場は例年強い。というデータから3月はキャッシュをほとんど持たない作戦にしました。

正確には、2月21日に少し危険を感じたのでいったん一般NISA枠含めポジションをリセット。キャッシュ率を大幅に増やし3月は3日頃からグロースを中心に売買、11日にグロースへ変更しています。

あとになってポートフォリオが小型グロースばっかりになってしまったと思いましたが、3-6月はいまのところ自分なりにリスク(低いキャッシュポジション・グロース中心)を取りに行こうと思っています。アヘゴス関連でも分散投資の重要さが分かってきたので、精神的にしんどいと感じられる状況が来たらグロース→指数系ETFなどに変えようと思っています。

資産形成雑記
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