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九条の大罪 第71審 あらすじ ネタバレ注意
後ろ手に縛られた京極猛(たけし)が涙目で今なら許すし金も払うという。
なんの恨みがあるのか聞く京極に、親の威光を借りて悪さしてきた報いだろという犬飼。
犬飼の仲間?でスラムダンクの長谷川のような髪型の男が、数百万のお金で殺人で捕まるのは割に合わない、と制止を図るが、京極を逃したあとの仕返しのリスクを犬飼は語る。
殺したとしてもバレなければ良いと。
裁判ごっこを始める犬飼は被告人役とした京極の息子になにか言いたいことはあるかと聞く。
威張りたくて威張っていたのではなく、そうしないとやられるからと語る京極猛。許してもらったら父に習った任侠道に反するような復讐はしないと言う。
京極の境遇を聞き、やりづれーな、という犬飼だが第68審で登場した、京極の殺害を依頼した輩の坊主の男が登場し、嘘だという。
京極猛だけは死んでもいい人間だと。弱い人間を徹底的にいじめていた卑怯なやつだと。
坊主自体も元彼女が強姦され、動画を海外サイトに売られ、悩んだ彼女が被害届を出しに行く予定だった日に駅のホームで何者かに押されて殺された。という。
チェーンソーで首を切ろうとする坊主。犬飼の首から血が吹き出る。犬飼はそれを止め、山で生き埋めにするという。死体を運ぶより自分で歩かせたほうが楽だと。
震えながら小便を漏らし、命乞いをする京極猛を坊主と長谷川風の犬飼の仲間二人が生き埋めにする。
京極清志が九条の事務所に来ている。
組が警察にマークされているので、京極清志名義の不動産を息子名義に変更できるかの相談だったが、やり方を間違えると息子とセットで京極親子で捕まってしまうのでムリと九条は言う。
嫌な予感がする、俺の感はだいたい当たる、という京極。
九条の大罪 第71審 感想
ひょっとしたら未然に事件を解決するかと思えた壬生の懐刀、久我の登場もなく、おそらく京極竜也?猛?は死んでしまったようだ。
竜也という名前だったかと思うが、猛に代わっていただけで、別人物や呼び名の違いではなく、ただ単に名前が相応しくなかったので作者が変えたとかそういうことと思う。
今後は彼の名を京極猛、とする。なぜか京極清志も最初はせいし、とわざわざフリガナを振っていたが、いつの間にか、きょうごく「きよし」になっていた。
強キャラの名前が「せいし」だと締まらないと判断したのだろうかはわからないが、京極家の名前はちょろちょろと変化している。
イヤホンが外れた時点で、復讐を警戒した犬飼は京極猛の運命は決まっていたと思うが、あっさりと死んでしまったと思われる。
清志が嫌な予感がだいたいあたる、と言っていたことも含め、生きている可能性はゼロだと思う。
壬生はいずれ京極清志と揉める気は満々だったと思うが、今がそのタイミングなのか、というと非常に尚早なタイミングであるに違いなく、だからこそ焦って久我をよこそうとした。
しかし、その意味もむなしく猛は生き埋めになってしまった。
スラムダンク長谷川カットの輩も、坊主の輩も実行犯となっているので、犬飼を謳うリスクはない。
あとは何らかの現場検証とかから証拠が出て、足がつくことで犬飼が追いつめられるケースはあると思うが、現時点でどのような証拠が残っているかはわからない。
九条の大罪 第72審以降の展開は?
おそらく至高の検事である、鞍馬蔵人の登場タイミングとしては京極猛の失踪とか、不審死に関わることがあり得そうである。しかし、失踪の段階では至高の検事の登場は無いと思われるので、この事件は明るみに出て、京極は息子の死を知ることが近いと想像する。
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