九条の大罪 第71審 至高の検事⑦ 感想

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これまでの登場人物
  • 九条 間人(くじょう たいざ) 弁護士
  • 鞍馬 蔵人(くらま くろうど)検事。九条の実兄
  • 烏丸 真司(からすま しんじ)九条の事務所のイソベン(=居候弁護士。弁護士事務所に雇われている弁護士のこと)現在は流木の事務所に勤める。
  • 壬生 憲剛(みぶ けんご)自動車整備会社社長・コワモテ
  • 有馬 (ありま) 弁護士
  • 嵐山 (あらしやま) 刑事
  • 植田 篤彦 自殺をしたおじさん 口が悪かったらしい
  • 流木 信輝(ながらき のぶてる)白髪の高齢の弁護士 九条の父と面識あり
  • 山城 祐蔵(やましろ ゆうぞう) 弁護士 九条の父と面識あり
  • 菅原 遼馬(すがわら りょうま) 介護施設輝幸代表 輩
  • 久我(こが) 菅原の部下
  • 家守華恵(いえもり はなえ) コンサルティング会社経営
  • 佐恵子 家守華恵の義理の妹
  • 金本 卓(かねもと すぐる)大柄な不良 力士を目指していたらしい 父がヤクザ 故人
  • ミヨコ 金本の同居人
  • 曽我部 聡太(そがべ そうた) 配達員 壬生の後輩の下の人間らしい
  • 薬師前 仁美(やくしまえ ひとみ) ソーシャルワークつぼみ代表の女性。烏丸の知り合い
  • 宇田川 良子
  • 森田 ひき逃げ犯
  • 郷田 ヤクザ風の男
  • 市田 智子 毎朝新聞社会部 烏丸の知り合い
  • 京極 清志(せいし) 伏見組の若頭
  • 佐久間 謙一(さくま けんいち) 京極を襲撃した輩
  • 笠置 雫(かさぎ しずく) 男性を殺害した若い女性、キャラクターのタトゥー
  • 中谷 修斗(なかや しゅうと) イケメン。マッチングアプリで雫と出会う 故人
  • ムーちゃん 39歳。ぼったくりバーの客引き。
  • 外畠(とのはた)雫の母衣子の内縁の夫
  • 粟生(あお)怪しい男。修斗とつながっている。
  • 亀岡 麗子(かめおか れいこ) 人権派弁護士
  • 田城(たしろ)雫のメイク担当
  • 小山義昭(こやまよしあき)=小林(こばやし)? トゥールビヨン企画の代表取締役
  • 白石 桃花(しらいし ももか)AV出演強要を訴えるモデル
  • 寿樹弥(じゅきや) No1ホスト
  • 笠置衣子(かさぎ きぬこ)雫の母親
  • 深見 警察官、組織対策課3年目
  • 又林 深見の先輩らしき警察官
  • 嵐山信子=愛美? 嵐山刑事の娘 故人
  • 犬飼勇人 嵐山信子殺害の為、少年刑務所に服役中、壬生の地元の後輩
  • 衣笠美穂 嵐山愛美の元飲み友達。
  • 炭山部長 嵐山の上司
  • 金ヶ原 ヤクザが原因で銀行口座を作れない女
  • 紗理奈 小山の娘
  • 門脇数馬(俳優志望➡サパークラブ勤務)
  • 音羽千歌(歌手志望➡ギャラ飲み女子)
  • 数絵 門脇数馬の妹。生まれつき体調がすぐれない
  • ももよ 数馬の俳優時代からのファンで風俗で働く
  • 山梨新一 整形外科医 エッチそう
  • 伏見組長 伏見組の組長。現在服役中。
  • 川原社長 数馬を大人の運動会に紹介したらしい
  • 小松 坊主頭の男。
  • 東村ゆうひ 烏丸の元居た法律事務所の人と思われる
  • 知恵光院翔 ライップスコーポレーションの男。門脇数馬に投資詐欺を行う。
  • 片桐士郎 私立探偵。壬生の依頼で数馬を助けようとする
  • 宇治信直(うじのぶなお) 検事部長。
  • 京極竜也?猛?(きょうごくたつや?たけし?)京極清志の息子。
  • 烏丸克伸 烏丸の父で東大法学部➡商社勤務。無差別殺人にて亡くなる。

九条の大罪 第71審 あらすじ ネタバレ注意

後ろ手に縛られた京極猛(たけし)が涙目で今なら許すし金も払うという。

なんの恨みがあるのか聞く京極に、親の威光を借りて悪さしてきた報いだろという犬飼。

犬飼の仲間?でスラムダンクの長谷川のような髪型の男が、数百万のお金で殺人で捕まるのは割に合わない、と制止を図るが、京極を逃したあとの仕返しのリスクを犬飼は語る。

殺したとしてもバレなければ良いと。

裁判ごっこを始める犬飼は被告人役とした京極の息子になにか言いたいことはあるかと聞く。

威張りたくて威張っていたのではなく、そうしないとやられるからと語る京極猛。許してもらったら父に習った任侠道に反するような復讐はしないと言う。

京極の境遇を聞き、やりづれーな、という犬飼だが第68審で登場した、京極の殺害を依頼した輩の坊主の男が登場し、嘘だという。

京極猛だけは死んでもいい人間だと。弱い人間を徹底的にいじめていた卑怯なやつだと。

坊主自体も元彼女が強姦され、動画を海外サイトに売られ、悩んだ彼女が被害届を出しに行く予定だった日に駅のホームで何者かに押されて殺された。という。

チェーンソーで首を切ろうとする坊主。犬飼の首から血が吹き出る。犬飼はそれを止め、山で生き埋めにするという。死体を運ぶより自分で歩かせたほうが楽だと。

震えながら小便を漏らし、命乞いをする京極猛を坊主と長谷川風の犬飼の仲間二人が生き埋めにする。

京極清志が九条の事務所に来ている。

組が警察にマークされているので、京極清志名義の不動産を息子名義に変更できるかの相談だったが、やり方を間違えると息子とセットで京極親子で捕まってしまうのでムリと九条は言う。

嫌な予感がする、俺の感はだいたい当たる、という京極。

九条の大罪 第71審 感想

ひょっとしたら未然に事件を解決するかと思えた壬生の懐刀、久我の登場もなく、おそらく京極竜也?猛?は死んでしまったようだ。

竜也という名前だったかと思うが、猛に代わっていただけで、別人物や呼び名の違いではなく、ただ単に名前が相応しくなかったので作者が変えたとかそういうことと思う。

今後は彼の名を京極猛、とする。なぜか京極清志も最初はせいし、とわざわざフリガナを振っていたが、いつの間にか、きょうごく「きよし」になっていた。

強キャラの名前が「せいし」だと締まらないと判断したのだろうかはわからないが、京極家の名前はちょろちょろと変化している。

イヤホンが外れた時点で、復讐を警戒した犬飼は京極猛の運命は決まっていたと思うが、あっさりと死んでしまったと思われる。

清志が嫌な予感がだいたいあたる、と言っていたことも含め、生きている可能性はゼロだと思う。

壬生はいずれ京極清志と揉める気は満々だったと思うが、今がそのタイミングなのか、というと非常に尚早なタイミングであるに違いなく、だからこそ焦って久我をよこそうとした。

しかし、その意味もむなしく猛は生き埋めになってしまった。

スラムダンク長谷川カットの輩も、坊主の輩も実行犯となっているので、犬飼を謳うリスクはない。

あとは何らかの現場検証とかから証拠が出て、足がつくことで犬飼が追いつめられるケースはあると思うが、現時点でどのような証拠が残っているかはわからない。

九条の大罪 第72審以降の展開は?

おそらく至高の検事である、鞍馬蔵人の登場タイミングとしては京極猛の失踪とか、不審死に関わることがあり得そうである。しかし、失踪の段階では至高の検事の登場は無いと思われるので、この事件は明るみに出て、京極は息子の死を知ることが近いと想像する。

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