2021年5月投資レビュー

資産形成

2021年4月の投資についてレビューしていきたいと思います。

個人的なレビューは最後の方で、まずは2021年4月の米国株関連で印象的なイベントを残しておきます。

本記事は情報の整理を目的としており、投資・その他の行動を勧誘する目的で作成したものではございません。

2021年5月 米国株関連ニュース

Almanac上は「セルインメイ」と呼ばれる月でしたが、例年4月15日にある確定申告が5月17日にずれ込んでいるという情報から、5月の後半は株を買う人も居るんじゃないかな、とうっすら考えて相場に臨みました。

とりあえず何らか気にしたニュース・情報を列挙していきます。

2021年5月 S&P500は0.5%上昇。

4月30日終値:4181.17

5月28日終値:4204.12

+0.54%

と上昇しました。

先月に続き上昇しましたが5月10日~12日にかけて4,232.60→4,063.64と調整しました。

Finviz 月間レビュー(※だいたい1か月)

本来6月1日頃に1か月分引いておくべきでしたが、6月2日の4:30頃に忘れていたことに気付き、引き直しています。

なので5月2日~6月1日引け前(現地時間)くらいのちょっと6月にまたがった段階での中途半端なタイミングの数字ですが、上のようになっています。

金融、ヘルスケア、コモディティ、ゴールドなんかが好調だったようです。

4月末好決算でしたがGAFAMは程度は異なれど下落。

ネット企業、SaaS企業はだいたい厳しかったという認識です。

週間レビュー

5月7日(金) 2021年4月度 米国非農業部門雇用者数

毎月の第1金曜日が発表タイミングになります。

予想978千人に対し、結果266千人と大幅に下回りました。

雇用の回復について予想ベースでは4月以上に雇用が生まれるというものでっしたが、実際は4月どころか3月より下回り、下振れ幅も稀に見る大きさだったと認識しています。

5月7日(金) 2021年4月度 米国失業率は悪化

失業率については求職者が増えることで増加する、という側面も指摘されていましたが、数値としては回復を予測していたものの、悪化となりました。

5月7日(金)発表のデータは景気にとってはネガなものが多かったですが、株式にとってはまだまだ金融政策的に楽観局面=引き締めが必要ではないと思わせるような内容であり、むしろポジティブだったのではないかと個人的には捉えています。

仮想通貨が大幅下落 ガッキーショック 2021年5月19日

仮想通貨は所有していませんが、気にはなっています。

4月まで力強く上昇を続けていましたが、4月後半から下落している仮想通貨が、再び大きく調整しました。

ちょうど新垣結衣さんと星野源さんの結婚報告のタイミングだったので多くの男性はショックを受けると同時に同タイミングの仮想通貨下落をネタ化していましたが、ビットコインをはじめ各種通貨が下落しました。

ただビットコイン自体の下落は5月上旬からはじまっており、

以下コインベースでの購入価格チャートを見る限り4月15日のコインベース上場後はビットコインの価格はずっと苦戦しているというようにも見えます。

FOMC議事録にテーパーリングについての意見が含まれる

じっちゃま
じっちゃま

じっちゃまメモ 楽天証券CFDオンラインセミナー(2021年5月28日開催)より

テーパーリングに関してもう一つニュアンスを付け加えると、FOMCの議事録でテーパーリングの検討を発言したと議事録に書かれていた。そういう形で議事録からテーパーリングのシグナルをまず受け止める、ということは異例。通常はFRB議長がウォールストリートジャーナルのFEDウォッチャーに電話して、よもやま話をする中でチラッと「テーパーリングがねえ…」とぼやきを入れ、FEDウォッチャーにシグナルかと勘づかせ、記事を書かせる。

それの記事が出たら市場の反応を見て、厳しそうならばひっこめ、なんとなくOKそうなら次また小出し、というようにコンディショニング(パンを焼くときに下地をこねる如く)、しっかり揉んで投資家を驚かせないよう小出しに情報を出し、順番に粛々とテーパリングするのが正しいやり方。

その正しいやり方に照らし合わせるとFOMC議事録にテーパーリングが書かれていたというのは、やや唐突感を僕は覚えた。

もっと言えば今は神通力のあるFEDウォッチャーが不在。

FOMCの議事録からFRB内でテーパーリングの議論があったと漏れ伝わるということがあったようです。

漏れる、という表現は誤解があるかもしれませんが、本来はウォールストリートジャーナルの記者などが、事前にそれらしいことを言及していることをFRBが確認して慎重に行われるテーパーリング(債券買い入れ縮小)が、唐突に議事録に書かれていた。しかもパウエル議長の口からはそういった議論についての説明が無かったこと、というのは少し不安要素なのかなと思っています。

※というかライブで仰っていることを聞いてなるほどー!と思っております。

自分の投資戦略

ワクチン株のMRNA モデルナを一度売却し銀行のWFC ウエルスファーゴを買っています。

小型グロースで攻めすぎた反省から少しだけ金利上昇局面に備えた銘柄に変更しました。かなりゴールドやGAFA(特にフェイスブック)と迷いましたが銀行の方がリスクが低そうかなと思っての購入です。

モデルナ売却は損失は出ていないのですが、147ドルで売ってしまい結果的にはもう少し上値を狙えたのではと思っています。

過去にもこの銘柄やワクチン株では含み益は出たものの、取り切ることが出来なかったり微損した経験もあり、テキパキトレードしようと思ったが少し性急すぎる、ということが起こっています。タイミングって難しいです。

2020年とは環境が変わっているのであまり小賢しいことは考えないでいこうか、というか投資に関してもう少し緩やかなタイムスキームで考えたいかなという感想を持っています。

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