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九条の大罪 第146審 あらすじ ネタバレ注意
裁判所前で八幡が九条にまだ国選を受けているのか、と聞く。
八幡は国選の仕事は費用対効果が悪く、自分は自給5万円以下の仕事は受けないという。
加えて九条の顧客である依頼人について、負け組ばっかだという八幡。安っぽい人間の依頼を受ける九条に、慈善事業だろ。という八幡だが、九条は慈善という考えはないという。
九条は、行き場のない人たちに対し、自分はただ手続きで動いているだけだという。
貧乏について、才能がないだけで今の時代はいくらでも稼ぐ方法はあるという八幡。
そういう人間ほど稼げない人間で飯を食っているという九条。
八幡と別れた九条はい烏丸に八幡はそんなに稼いでいるのかを問われるが、
さあ。と答え靴はヨレていたと指摘し、烏丸を飲みに誘う。
いつもの屋上では、上司部下がパソコンで承認をしないと飲みにいけなかったり、男女の関係も同意書が必要なのよ中で弁護士の需要は増える、という話をしながらコロナビールを乾杯している。
姫愛羅と心愛が一室で一緒だ。キャリーバッグに荷物を詰める心愛は深泥池の海外案件で稼ぎに行くようだ。
八幡が地下鉄に乗ろうとしているところを一般人に目撃されて絡まれる。
一般人から離れる八幡は、今月の支払いに困って独り言だ。
事務所経営の実情は厳しく、豪華な暮らしに見せるための出費やら娯楽費が高く、経費800万円に対し安定してはいる顧問料は300万円らしい。
金が欲しいと頭を抱える八幡。
ムーちゃんの部屋。
雫は売りをやめたいというが、
同じ部屋で鬼の形相で、「私の部屋で彼氏を殺した」と言い張り怒るのはムーちゃんである。
九条の大罪 第146審 感想
承認の欲求というサブタイトルの章であったが、強い商品欲求から身の丈に合わない目立ち方をし、
コストまみれである八幡が割と精神的にも金銭的にも瀕死であると判明した。
SNSでのキラキラした雰囲気の人の多くがこういった実情なのだろうか。
毎月800万円の経費の中身について、列挙すると
豪華な事務所の家賃、秘書、若手弁護士、運転手付きの車、衣装、飲食、会食、クラブ、姫愛羅の家賃、姫愛羅の生活費
事務所、家賃人件費で300万、高級車のリース、運転手代で100万、会食・クラブ150万、姫愛羅関連90万、借金支払い100万
私の感覚ではほとんど全て削減可能なムダ金に見えるが、どれも自分が特別な人間に見せるためにはカットしづらい費用なのだろうか。それでも運転手を解雇したり、電車を使ったりすることで出費がヤバいということに対応しようとしているようだ。
ただ、タクシーをやめて電車を使う工夫をコツコツすることもいいが、それでは問題のが収まらない。
クラブやリースの高級車のように簡単にやめられそうなものだったりも削れないところを見ると、身内に対しても見栄を張って引くに引けない状況に来ているようである。
姫愛羅を下に見ている八幡であるが、恐らくちょうど深泥池によって実質海外に売り飛ばされてしまった心愛のように、今までの延長ではない何か
赤字解消のためには八幡も一発「何かリスクを負わないといけない」という発想に追い込まれてもおかしくない。
なりふり構わず費用を削れば今の時点でもこれ以上のキャッシュ不足は防げそうだが、恐らくそういうタイプの人間ではないので、今に至っているのだろう。
九条の大罪 第147審以降の展開は?
心愛が今後2度と描かれない可能性も結構あると思うが、いったん彼女は置いておいて、他にも悩める人々が多く、八幡もそれに加わった。
さて、ムーちゃんの部屋にいる雫だが、ずいぶん久しぶりにこの部屋の描写があり、再び過去の話を読み返してようやく思い出したが、この殺害現場は雫の部屋ではなくムーちゃんの部屋で、消費の産物、にて最初に描かれた部屋。
ムーちゃんは多分いま41歳か42歳になっているが、3年経って再び雫が元居た場所に物理的にも戻ってきてしまった、ということのようだ。ムーちゃんは殺害現場の部屋から引っ越していないのであろうか。
もしくは引っ越した先も過去の部屋と同じようなレイアウトなのかもしれないが、いずれにせよ、雫は再び振出しに戻ってしまったような感じだ。



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