九条の大罪 第137審 三つの裁判③ 感想

真鍋昌平 ビッグコミック 九条の大罪 漫画

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これまでの登場人物
  • 九条 間人(くじょう たいざ) 弁護士
  • 鞍馬 蔵人(くらま くろうど)検事。九条の実兄
  • 烏丸 真司(からすま しんじ)九条の事務所のイソベン(=居候弁護士。弁護士事務所に雇われている弁護士のこと)現在は流木の事務所に勤める。
  • 壬生 憲剛(みぶ けんご)自動車整備会社社長・コワモテ
  • 有馬 (ありま) 弁護士
  • 嵐山 (あらしやま) 刑事
  • 莉乃(りの) 九条の娘。
  • 植田 篤彦 自殺をしたおじさん 口が悪かったらしい
  • 流木 信輝(ながらき のぶてる)白髪の高齢の弁護士 九条の父と面識あり
  • 山城 祐蔵(やましろ ゆうぞう) 弁護士 九条の父と面識あり
  • 菅原 遼馬(すがわら りょうま) 介護施設輝幸代表 輩
  • 久我(こが) 菅原の部下
  • 家守華恵(いえもり はなえ) コンサルティング会社経営
  • 佐恵子 家守華恵の義理の妹
  • 金本 卓(かねもと すぐる)大柄な不良 力士を目指していたらしい 父がヤクザ 故人
  • ミヨコ 金本の同居人
  • 曽我部 聡太(そがべ そうた) 配達員 壬生の後輩の下の人間らしい
  • 薬師前 仁美(やくしまえ ひとみ) ソーシャルワークつぼみ代表の女性。烏丸の知り合い
  • 宇田川 良子
  • 森田 ひき逃げ犯
  • 郷田 ヤクザ風の男
  • 市田 智子 毎朝新聞社会部 烏丸の知り合い
  • 京極 清志(きょうごく きよし) 伏見組の若頭
  • 佐久間 謙一(さくま けんいち) 京極を襲撃した輩
  • 笠置 雫(かさぎ しずく) 男性を殺害した若い女性、キャラクターのタトゥー
  • 中谷 修斗(なかや しゅうと) イケメン。マッチングアプリで雫と出会う 故人
  • ムーちゃん 39歳。ぼったくりバーの客引き。
  • 外畠(とのはた)雫の母衣子の内縁の夫
  • 粟生(あお)怪しい男。修斗とつながっている。
  • 亀岡 麗子(かめおか れいこ) 人権派弁護士
  • 田城(たしろ)雫のメイク担当
  • 小山義昭(こやま よしあき)=小林(こばやし)? トゥールビヨン企画の代表取締役
  • 白石 桃花(しらいし ももか)AV出演強要を訴えるモデル
  • 寿樹弥(じゅきや) No1ホスト
  • 笠置衣子(かさぎ きぬこ)雫の母親
  • 深見 警察官、組織対策課3年目
  • 又林 深見の先輩らしき警察官
  • 嵐山信子=愛美? 嵐山刑事の娘 故人
  • 犬飼勇人 嵐山信子殺害の為、少年刑務所に服役中、壬生の地元の後輩
  • 衣笠美穂 嵐山愛美の元飲み友達。
  • 炭山部長 嵐山の上司
  • 金ヶ原 ヤクザが原因で銀行口座を作れない女
  • 紗理奈 小山の娘
  • 門脇数馬(俳優志望➡サパークラブ勤務)
  • 音羽千歌(歌手志望➡ギャラ飲み女子)
  • 数絵 門脇数馬の妹。生まれつき体調がすぐれない
  • ももよ 数馬の俳優時代からのファンで風俗で働く
  • 山梨新一 整形外科医 エッチそう
  • 伏見組長 伏見組の組長。現在服役中。
  • 川原社長 数馬を大人の運動会に紹介したらしい
  • 小松 坊主頭の男。
  • 東村ゆうひ 烏丸の元居た法律事務所の人と思われる
  • 知恵光院翔 ライップスコーポレーションの男。門脇数馬に投資詐欺を行う。
  • 片桐士郎 私立探偵。壬生の依頼で数馬を助けようとする
  • 宇治信直(うじのぶなお) 検事部長。
  • 京極猛(きょうごく たけし)京極清志の息子。
  • 烏丸克伸 烏丸の父で東大法学部➡商社勤務。「東海道新幹線連続殺人」による無差別殺人にて亡くなる。
  • 雁金正美 (かりがね まさみ) 伏見組若頭補佐
  • 鍛冶屋小鉄(かじやこてつ)伏見組構成員
  • 艮克成(うしとら かつしげ)破門絶縁元ヤクザ
  • 出雲 死刑判決が出た男。詳細不明。同一人物か不明だが出雲という京極を慕うヤクザもいる
  • 船井 電車で暴行を行うオタのオッサン
  • 中林敏子 (なかばやしとしこ)烏丸克信を殺害した連続殺人犯に殺害された被害者
  • 鞍馬 行定(くらま ゆきさだ)九条の実父、検事
  • 佐山 弁護士。
  • 宇治 金、頭脳、暴力の三拍子が揃っていると雁金に評される伏見組のヤクザ。壬生の知り合い。
  • 白い男 明治以前の教えを伝える塾にいた変な奴、と壬生に言われている。白のハット、スーツ。
  • 白栖 雅之 白栖総合病院医院長
  • 白栖 正孝 白栖医院長の息子
  • 相楽 弘毅(そうらく こうき)東村ゆうひ弁護士事務所所属の弁護士
  • 平川 幸孝(ひらかわ ゆきたか)白栖医院長の次男で正孝の弟
  • 白栖 早苗(しらす さなえ)白栖正孝の妻
  • 平川 恵理子(ひらかわ えりこ)平川幸孝の妻
  • 山根 白栖正孝の学生時代の友人で現在は勤務医→製薬会社の査定の医者に転職
  • 朝倉優子 東村ゆうひ弁護士事務所所属の弁護士
  • 射場雅弘 白栖総合病院事務局長 
  • 有馬剛 事件屋 
  • 池尾 白栖総合病院の秘書 素行が悪く借金があるらしい
  • 比嘉 マッサージ氏の親戚
  • 百井 ヤクの売人
  • 佐々木求馬 伏見組のケツモチがいる、と騙り恐喝をするチンピラ 百井の知り合い
  • 井出 出雲の部下的な立場の人間
  • 中川 ゆめ 曽我部が家に遊びに行く中の女性 
  • 野村乃蘭(のら) 百井からボスと呼ばれるマリファナのグロワー
  • 中野 マリファナ所持で捕まったらしい。九条の顧客。
  • 髭鼠 のらのマリファナを作る作業員。
  • 梨沙 りさ のらの娘
  • マリア のらの家の家事をするシッター
  • 草生 出雲の部下。香港?で壬生を見つける。
  • 烏丸晃子 烏丸の母。

九条の大罪 第137審 あらすじ ネタバレ注意

野村乃蘭は完全黙秘を貫いているが、刑が重くなれば嵐山が娘に会えなくなる、というと涙を浮かべ辛そうにしている。

亀岡は九条に電話相談をし、押収品目録では固い証拠がなく完全黙秘で起訴されないのではと捉えているが、九条も同様の見解。

亀岡は曽我部についても黙秘の方針かを確認し、そうなるという九条。

暗い山。

撃たれた百井は埋められ、求馬は生かされハイエースみたいな車に乗っけられている。

雀荘から出雲に電話があり、その電話で宇治と話す出雲。

百井の持つ仮想通貨を抜き取れるかという質問。宇治は簡単だという。

少し考えた表情をして外に行く宇治。

のらをどうするか部下のヤクザに問われる出雲だが、他の農場もマークされている今はのらに触らないという。

なぜ求馬を活かし、百井を殺したか部下が出雲に質問する。

出雲は百井は裏切る、という点とSであるということを言う。

嵐山が百井に電話するが、連絡が途絶えた。

百井はS=スパイのようで、嵐山のスパイのようだ。百井のスマホ代と思われる3000円は嵐山が自腹で払っていたようだ。

亀岡がのらと接見し、完全黙秘を貫けるようアドバイスをしている。のらが心配している梨沙も、薬師前が掛け合い、梨沙の父と家族が預かっているという亀岡。

九条がに壬生が電話をしている。宇治から聞いた情報を九条に伝える壬生。

曽我部との接見。のらさんを含め関係者のことを全部謳え、という九条。

九条の大罪 第137審 感想

曽我部について、黙秘の方針が180度転換した。

亀岡からすると、九条からはしごを外された形になるが、烏丸母と会わせたいのらを、ここで単純に長期刑に追い込むだけ、というのは考えづらい。

今回新たに九条がキャッチした情報は宇治から伝わっているので、恐らく百井が死んだことや、場合によってはすぐに農園に手を出さないということも伝わっているかもしれない。しかしそれより殺した百井の仮想通貨を出雲が抜き取ろうとしている、というところも重大なポイントであり、普通に考えれば仮に仮想通貨を盗んだことがバレれば出雲はだいぶピンチなのではないか、と思われる。

単月で20億円を組に入れられる宇治と今回2,000万円をありがたがる出雲では、やはり格が違うように感じる。

私は詳しくは知らないが、アプリのパスワードさえ分かれば素人でも仮想通貨を取引所で売り、換金することはできるのでそれを小口でおろせば、物理的には足がつかずお金を抜くことは出来そうである。

格が違う、ということもそうだが、出雲は昔気質のヤクザでデジタルや現代的なものに弱いのでは、と考えており、同時に出雲だけでなく出雲の周りの人間も非現代的な人間や知的でない人間が多いのではと想像する。

壬生サイドはどんな人間がいるかというともっとも知力が低そうな犬飼は死んでしまった。知力がやや高めな菅原は少し油断し過ぎの様な気もするが、壬生は菅原の出来ることもできないことも把握していそうで、菅原が油断していることも軽く指摘していた。壬生は自身が見つかった場合のことも準備していそうだし、もう見つかっていることに気づいているかもしれないし、あえて見つけさせたのかもしれない。

周囲の人間の人数は少ないものの、個々の能力の最低値や平均値でいうと壬生サイドのほうが伏見組をだいぶ上回っているように感じる。

百井がSであるということはなぜ出雲が感づいたのだろうか。井出によるアシストがあり、あまりに警察の待ち構えているタイミングが出来過ぎている、それは内通者がいたからだ、というところまでは想像できたが、私は内通者がいるならば宇治か百井、どちらかというと宇治なのでは?と思っていたが、よくよく考えればヤクザの内通者というものはあり得ないわけで、直接的な情報提供をするなら一般人である百井のほうが可能性があるということなのかと思う。

しかし、嵐山が3,000円、恐らくスマホの月額料金と思うが、それを経費で落としてまで伏見組のマークに一般人、しかもマリファナのディーラーを使っているとは意外であった。警察の内部事情はよく知らないが嵐山もだいぶヤバい奴である。

九条の大罪 第138審以降の展開は?

求馬がなんと生き残った。正直今回でセットで埋められているのかもと思ったが、正直者として奇跡の生還を果たした。命乞い、がわからなくても正直であることは尊い。

求馬は何に使われるのだろうか。

出雲的には正直で仲間を売らない人間であれば、何らかヤクザとしての使い道はあると考えているのだと想像する。

が、先に述べたように求馬のような人間がいても出雲やヤクザの人出は増えても能力の平均値や最低値の底上げにはならず、あくまで人海戦術的な強さ、何か悪事が露呈した際の保険にしかならないようには思える。

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