九条の大罪 第123審 日常の犯罪⑥ 感想

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これまでの登場人物
  • 九条 間人(くじょう たいざ) 弁護士
  • 鞍馬 蔵人(くらま くろうど)検事。九条の実兄
  • 烏丸 真司(からすま しんじ)九条の事務所のイソベン(=居候弁護士。弁護士事務所に雇われている弁護士のこと)現在は流木の事務所に勤める。
  • 壬生 憲剛(みぶ けんご)自動車整備会社社長・コワモテ
  • 有馬 (ありま) 弁護士
  • 嵐山 (あらしやま) 刑事
  • 莉乃(りの) 九条の娘。
  • 植田 篤彦 自殺をしたおじさん 口が悪かったらしい
  • 流木 信輝(ながらき のぶてる)白髪の高齢の弁護士 九条の父と面識あり
  • 山城 祐蔵(やましろ ゆうぞう) 弁護士 九条の父と面識あり
  • 菅原 遼馬(すがわら りょうま) 介護施設輝幸代表 輩
  • 久我(こが) 菅原の部下
  • 家守華恵(いえもり はなえ) コンサルティング会社経営
  • 佐恵子 家守華恵の義理の妹
  • 金本 卓(かねもと すぐる)大柄な不良 力士を目指していたらしい 父がヤクザ 故人
  • ミヨコ 金本の同居人
  • 曽我部 聡太(そがべ そうた) 配達員 壬生の後輩の下の人間らしい
  • 薬師前 仁美(やくしまえ ひとみ) ソーシャルワークつぼみ代表の女性。烏丸の知り合い
  • 宇田川 良子
  • 森田 ひき逃げ犯
  • 郷田 ヤクザ風の男
  • 市田 智子 毎朝新聞社会部 烏丸の知り合い
  • 京極 清志(きょうごく きよし) 伏見組の若頭
  • 佐久間 謙一(さくま けんいち) 京極を襲撃した輩
  • 笠置 雫(かさぎ しずく) 男性を殺害した若い女性、キャラクターのタトゥー
  • 中谷 修斗(なかや しゅうと) イケメン。マッチングアプリで雫と出会う 故人
  • ムーちゃん 39歳。ぼったくりバーの客引き。
  • 外畠(とのはた)雫の母衣子の内縁の夫
  • 粟生(あお)怪しい男。修斗とつながっている。
  • 亀岡 麗子(かめおか れいこ) 人権派弁護士
  • 田城(たしろ)雫のメイク担当
  • 小山義昭(こやま よしあき)=小林(こばやし)? トゥールビヨン企画の代表取締役
  • 白石 桃花(しらいし ももか)AV出演強要を訴えるモデル
  • 寿樹弥(じゅきや) No1ホスト
  • 笠置衣子(かさぎ きぬこ)雫の母親
  • 深見 警察官、組織対策課3年目
  • 又林 深見の先輩らしき警察官
  • 嵐山信子=愛美? 嵐山刑事の娘 故人
  • 犬飼勇人 嵐山信子殺害の為、少年刑務所に服役中、壬生の地元の後輩
  • 衣笠美穂 嵐山愛美の元飲み友達。
  • 炭山部長 嵐山の上司
  • 金ヶ原 ヤクザが原因で銀行口座を作れない女
  • 紗理奈 小山の娘
  • 門脇数馬(俳優志望➡サパークラブ勤務)
  • 音羽千歌(歌手志望➡ギャラ飲み女子)
  • 数絵 門脇数馬の妹。生まれつき体調がすぐれない
  • ももよ 数馬の俳優時代からのファンで風俗で働く
  • 山梨新一 整形外科医 エッチそう
  • 伏見組長 伏見組の組長。現在服役中。
  • 川原社長 数馬を大人の運動会に紹介したらしい
  • 小松 坊主頭の男。
  • 東村ゆうひ 烏丸の元居た法律事務所の人と思われる
  • 知恵光院翔 ライップスコーポレーションの男。門脇数馬に投資詐欺を行う。
  • 片桐士郎 私立探偵。壬生の依頼で数馬を助けようとする
  • 宇治信直(うじのぶなお) 検事部長。
  • 京極猛(きょうごく たけし)京極清志の息子。
  • 烏丸克伸 烏丸の父で東大法学部➡商社勤務。「東海道新幹線連続殺人」による無差別殺人にて亡くなる。
  • 雁金正美 (かりがね まさみ) 伏見組若頭補佐
  • 鍛冶屋小鉄(かじやこてつ)伏見組構成員
  • 艮克成(うしとら かつしげ)破門絶縁元ヤクザ
  • 出雲 死刑判決が出た男。詳細不明。同一人物か不明だが出雲という京極を慕うヤクザもいる
  • 船井 電車で暴行を行うオタのオッサン
  • 中林敏子 (なかばやしとしこ)烏丸克信を殺害した連続殺人犯に殺害された被害者
  • 鞍馬 行定(くらま ゆきさだ)九条の実父、検事
  • 佐山 弁護士。
  • 宇治 金、頭脳、暴力の三拍子が揃っていると雁金に評される伏見組のヤクザ。壬生の知り合い。
  • 白い男 明治以前の教えを伝える塾にいた変な奴、と壬生に言われている。白のハット、スーツ。
  • 白栖 雅之 白栖総合病院医院長
  • 白栖 正孝 白栖医院長の息子
  • 相楽 弘毅(そうらく こうき)東村ゆうひ弁護士事務所所属の弁護士
  • 平川 幸孝(ひらかわ ゆきたか)白栖医院長の次男で正孝の弟
  • 白栖 早苗(しらす さなえ)白栖正孝の妻
  • 平川 恵理子(ひらかわ えりこ)平川幸孝の妻
  • 山根 白栖正孝の学生時代の友人で現在は勤務医→製薬会社の査定の医者に転職
  • 朝倉優子 東村ゆうひ弁護士事務所所属の弁護士
  • 射場雅弘 白栖総合病院事務局長 
  • 有馬剛 事件屋 
  • 池尾 白栖総合病院の秘書 素行が悪く借金があるらしい
  • 比嘉 マッサージ氏の親戚
  • 百井 ヤクの売人
  • 佐々木求馬 伏見組のケツモチがいる、と騙り恐喝をするチンピラ 百井の知り合い
  • 井出 出雲の部下的な立場の人間
  • 中川 ゆめ 曽我部が家に遊びに行く中の女性 
  • のら 百井からボスと呼ばれるマリファナのグロワー
  • 中野 マリファナ所持で捕まったらしい。九条の顧客。

九条の大罪 第123審 あらすじ ネタバレ注意

再び九条の事務所の屋上でまたしても九条、烏丸、薬師前での飲みシーンが続く。まだ烏丸もいる。

薬師前は支援センターに相談に来た被害者遺族の奥様からの依頼で、部活帰りの長女が通り魔に殺され、その遺族が遺族給付金を受けるには、加害者は不起訴でもいいのか?という質問を九条にする。

九条は、はい可能です。と答える。故意の犯罪被害では、被害者の収入や年齢に応じて給付金を計るという。

九条に案件を依頼しようとする薬師前だが、烏丸が任せてもらえないかと遮る。

母も烏丸の父、烏丸克伸の無差別殺人事件後に苦労したので助けになるならばやりたいという。

感謝する薬師前は、曽我部からの連絡が今日もないことを心配する。

曽我部はのらのもとに到着し作業着を渡される。

マリファナの製造方法をレクチャーされ、1週間の寝泊りと作業を依頼される。

さらに出入り前の連絡と人を絶対に呼ばないこと、部外者を部屋に入れないことを約束させられギョっとする。

のらは百井と屋外で会う。都内周辺で7か所で栽培部屋を持ち年間売上2億だが、グロワーを始めるのは大変ではなく、引き継ぐかと百井に打診する。

十分稼いだのでタイに移住し、合法なマリファナを作り世界ランクに入りたいというのらは、百井を誘うが少し考えていいかと百井は言う。

グロワーを始めたきっかけを百井が聞くと、のらは元自衛官で、司令部を辞め、退職金や保険を元手に始めたという。元自衛官は何のスキルもなく、大金を稼ぐ近道がグロワーだったという。

マリファナ栽培の知識はネットにはろくなものがなく、海外サイトの翻訳や、仮想通貨での種の購入、最初の顧客に50gを20万円で売った話などを続ける。

短尺動画を観る奴は思考が劣化し、水槽の中がすべてと思う魚と同じ世界観だ、というのら。

落ちてくる餌を疑問なく食べ生きることに鈍感になり、大きな魚のえさになるまでただ生きているだけという。

そして、その宇宙の支配者である餌やりをする人間が疲弊した奴だと知ったら自殺したくなるという。

ルール違反を犯しても自分の考え方で生きるほうがマシだというのがのらの考え方だ。

強いノックが曽我部のいるアパートのドアに響く。

九条の大罪 第123審 感想

のらの価値観や経歴が語られた。

法律に沿っているか、善悪の判断は別としてのらは自信をもって自分の判断、覚悟を決め、与えられる側ではなく自分の人生を行きたいと決めているようだ。

よく考えている人間なので、他より高品質なマリファナを効率的に製造しており、当初は自らプッシャーもしていたのが今はグロワー中心で稼いでいるような感じである。

魚は与えられたものを消費する人、というもののたとえである、しかしながらその与えられたものを消費する世界に物を与えている世界の主である人ですら下らない、という趣旨のことをのらは言っている

のらの価値観として与えられたものを消費する人、というのは、短尺動画を長く見てしまう人もそうであるし、普通のサラリーマンなどもそうなのだろう。

彼らはルールを守っているが、与えられたものを消化し満足している人というものは、彼女にとって最も耐え難く、それよりは犯罪をしてでも与えられたものに依存しない、自分で選択する人生を彼女は望んでいるようだ。

犯罪はダメだが非常にしっかりした考えをのらさんは持っており、表情や言葉にも自信があふれている。

九条の大罪 第124審以降の展開は?

絶対に人を入れてはならぬ部屋がノックされている。ただの酔っぱらいとかであればいいが、ヤクザや警察であれば非常にピンチである。そしてのらが監視をしているとはいえ、曽我部がこの場面を静かに乗り切ることはできるのだろうか。

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