九条の大罪 第145審 承認の欲求④ 感想

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九条の大罪 第145審 あらすじ ネタバレ注意

ドン・キホーテでバブみのあるグッズをそろえる心愛と姫愛羅。

歩きスマホをする八幡が薬師前の後ろを通る。

薬師前は八幡を知っているようで、インスタでキラキラ投稿をするフーディー弁護士、地方局のテレビでのコメンテーター、そしてYoutuberとして知っているようだ。

ほとんど興味を示さない九条。

薬師前は眼鏡をかけた男、丸山がデリヘルで本番行為をして罰金を180万円請求されていることを受け、連れてきているようだ。

丸山がいったいなぜ薬師前にたどり着いたのかは不明である。

月1万の小遣いの丸山はまだ罰金を払っていない。丸山はただオロオロしていて頭の回転や法律に関する言葉の理解もあまり良くないようである。

九条は罰金は払わなくていいということを伝えるが、会社や家族にバラされたら困るという丸山。

いっぽう九条はその脅しは脅迫罪になるという。

丸山が利用したデリヘル「ニュルルポンポン」で店長田中とキャストのバブミから訴えられる案件が九条の事務所にも複数寄せられているようだ。

そしてキャストのバブミはどうも雫であるようだ。

丸山は引退前の雫ぴえんのファンであり、本人だと言っている。

深泥池と向き合う心愛。

パスポートは持っているかと聞かれ、はあ、と返事だか何だか良く分からない返事をする心愛。

海外の案件で現地のアテンダーに話は通っているという深泥池だが、心愛はぶりっこポーズをしながら

ふひぃ なんて?

とあまり理解していない。

何かを思ったのか目を見開き驚いたような表情を見せる深泥池。

様子の変化に気づいた心愛が なんですか?と問うも

深泥池はなんでもない、と答える。

歩道橋の下。

一ノ瀬が心愛に「スカウトは店に心愛を紹介しただけで2割が永遠に懐に入りズルい」という。

それを聞いて帰る、と言いその場を去る心愛。

ドン・キホーテで買ったグッズを眺め、何かを握りしめながら、姫愛羅に、「今の私、バブみないわ」という心愛。

九条の大罪 第145審  感想

八幡は歩きながらもたぶんインスタをしている。

そんな八幡はインフルエンサーとして薬師前にリーチしていて、なんかすごい人、という形で認識されている。

誰とは言わないが、仕事の実績や評判は分からないものの、よく目にするインフルエンサーがいるが、ああいった人の一人が八幡である。

それらインフルエンサーの多くはインプレッションを得て、広告や何かの宣伝・スポンサー、あるいは知名度を武器に本業以外での活動をし儲けているのだろう。

中には本業においても、本物である人物もいるのだろうが、基本的に多くの人にとって「SNSで何かよく目にするが、好きでも嫌いでもなく、良く分からない人」であり、とりあえず有名だし凄そうであるという感じに薬師前は捉えている。

私の感覚では、患者や依頼者は例えば医者や弁護士を選んだりする際にそういう人を果たして選ぶのだろうか、という疑問がある。せいぜいお菓子やジュースなどだったらSNSでたくさん目にすれば買うかもしれないが、それは一回買ったことで金銭的にも健康的にもおいしさとしても、ダメージが少ないからだと思う。

本業とSNSの二刀流や相乗効果を得ている者もいる一方、多くのインフルエンサーがそうではなく、本調子ではない本業のサポートでトライしていたりするのではないだろうか。

少なくとも美食と弁護士の能力は全く関係がないように感じる。

丸山が登場したがかなりのバカである。

バカという言葉をここのところ感想で連発してしまっているが、具体的には丸山も不幸が訪れることへの嗅覚や先の計算が立たなさそうな人である。

そして単純に社会人として何年も経験しているがあまりに子供っぽい。

同様の描写は心愛にも強く描かれた。

144審でも、一ノ瀬が抱える280万円の掛けが消えたということに対し、「へー、良かったね」と完全に他人事であった。

この280万円はそもそも心愛が払うべきお金なので、良かったね、というより「ごめん、助かった、次はしない」とかそういう返答が普通は考えられるが、心愛は280万円が自分に起因する一ノ瀬の店に対する未回収金である、という構造を全く理解していないようなリアクションだった。

そして、今回もパスポートの用意や、海外で何か良からぬ仕事をさせられることについて、あまり理解していないというリアクションである。

しかし、なんかよくない方向にいっている、ということだけは心愛にもわかるので、ストレスを感じ何かを握り、バブみがない、と言っている

九条の大罪 第146審以降の展開は?

深泥池が目を見開くリアクションが印象的である。

心愛にもわかるほど、無言だが何か様子がおかしかった。

心愛を海外に売り飛ばすにあたり、あまりに頭が悪いので大丈夫か?ということなのかもしれないが、表情的には過去の何かがフラッシュバックしたかのような驚きと気づきの様な表情を深泥池は見せていた。

最近キャラクターが全員京都の地名ではないのでさぼっていたが深泥池は京都の地名で、底なし沼があるらしい。

恐らく深泥池の行うスカウト業は、アイドルにデビューとかそういうものではなくもっとドロドロした人身売買の様なグレー~ブラックなゾーンの仕事で、心愛も入ったら抜けられない沼の様な事になる恐れが強い。

ただ、深泥池自身も沼にはまり苦しんでいる人だったり良心の呵責に悩まされる人のようにも少し感じられる描写であった。

京都ついでに言えば、黒谷(黒谷町)や八幡も京都にちなんだ名前だ。

雫はバブミとして客を本番行為に誘い、故意に罰金を払わせる悪事の周辺にいるが、彼女自身がどのくらいその計画、実行に積極的に関わっているのかは不明である。

これまでの登場人物
  • 九条 間人(くじょう たいざ) 弁護士
  • 鞍馬 蔵人(くらま くろうど)検事。九条の実兄
  • 烏丸 真司(からすま しんじ)九条の事務所のイソベン(=居候弁護士。弁護士事務所に雇われている弁護士のこと)現在は流木の事務所に勤める。
  • 壬生 憲剛(みぶ けんご)自動車整備会社社長・コワモテ
  • 有馬 (ありま) 弁護士
  • 嵐山 (あらしやま) 刑事
  • 莉乃(りの) 九条の娘。
  • 植田 篤彦 自殺をしたおじさん 口が悪かったらしい
  • 流木 信輝(ながらき のぶてる)白髪の高齢の弁護士 九条の父と面識あり
  • 山城 祐蔵(やましろ ゆうぞう) 弁護士 九条の父と面識あり
  • 菅原 遼馬(すがわら りょうま) 介護施設輝幸代表 輩
  • 久我(こが) 菅原の部下
  • 家守華恵(いえもり はなえ) コンサルティング会社経営
  • 佐恵子 家守華恵の義理の妹
  • 金本 卓(かねもと すぐる)大柄な不良 力士を目指していたらしい 父がヤクザ 故人
  • ミヨコ 金本の同居人
  • 曽我部 聡太(そがべ そうた) 配達員 壬生の後輩の下の人間らしい
  • 薬師前 仁美(やくしまえ ひとみ) ソーシャルワークつぼみ代表の女性。烏丸の知り合い
  • 宇田川 良子
  • 森田 ひき逃げ犯
  • 郷田 ヤクザ風の男
  • 市田 智子 毎朝新聞社会部 烏丸の知り合い
  • 京極 清志(きょうごく きよし) 伏見組の若頭
  • 佐久間 謙一(さくま けんいち) 京極を襲撃した輩
  • 笠置 雫(かさおき しずく) 男性を殺害した若い女性、キャラクターのタトゥー
  • 中谷 修斗(なかや しゅうと) イケメン。マッチングアプリで雫と出会う 故人
  • ムーちゃん 39歳。ぼったくりバーの客引き。
  • 外畠(とのはた)雫の母衣子の内縁の夫
  • 粟生(あお)怪しい男。修斗とつながっている。
  • 亀岡 麗子(かめおか れいこ) 人権派弁護士
  • 田城(たしろ)雫のメイク担当
  • 小山義昭(こやま よしあき)=小林(こばやし)? トゥールビヨン企画の代表取締役
  • 白石 桃花(しらいし ももか)AV出演強要を訴えるモデル
  • 寿樹弥(じゅきや) No1ホスト
  • 笠置衣子(かさぎ きぬこ)雫の母親
  • 深見 警察官、組織対策課3年目
  • 又林 深見の先輩らしき警察官
  • 嵐山信子=愛美? 嵐山刑事の娘 故人
  • 犬飼勇人 嵐山信子殺害の為、少年刑務所に服役中、壬生の地元の後輩
  • 衣笠美穂 嵐山愛美の元飲み友達。
  • 炭山部長 嵐山の上司
  • 金ヶ原 ヤクザが原因で銀行口座を作れない女
  • 紗理奈 小山の娘
  • 門脇数馬(俳優志望➡サパークラブ勤務)
  • 音羽千歌(歌手志望➡ギャラ飲み女子)
  • 数絵 門脇数馬の妹。生まれつき体調がすぐれない
  • ももよ 数馬の俳優時代からのファンで風俗で働く
  • 山梨新一 整形外科医 エッチそう
  • 伏見組長 伏見組の組長。現在服役中。
  • 川原社長 数馬を大人の運動会に紹介したらしい
  • 小松 坊主頭の男。
  • 東村ゆうひ 烏丸の元居た法律事務所の人と思われる
  • 知恵光院翔 ライップスコーポレーションの男。門脇数馬に投資詐欺を行う。
  • 片桐士郎 私立探偵。壬生の依頼で数馬を助けようとする
  • 宇治信直(うじのぶなお) 検事部長。
  • 京極猛(きょうごく たけし)京極清志の息子。
  • 烏丸克伸 烏丸の父で東大法学部➡商社勤務。「東海道新幹線連続殺人」による無差別殺人にて亡くなる。
  • 雁金正美 (かりがね まさみ) 伏見組若頭補佐
  • 鍛冶屋小鉄(かじやこてつ)伏見組構成員
  • 艮克成(うしとら かつしげ)破門絶縁元ヤクザ
  • 出雲 死刑判決が出た男。詳細不明。同一人物か不明だが出雲という京極を慕うヤクザもいる
  • 船井 電車で暴行を行うオタのオッサン
  • 中林敏子 (なかばやしとしこ)烏丸克信を殺害した連続殺人犯に殺害された被害者
  • 鞍馬 行定(くらま ゆきさだ)九条の実父、検事
  • 佐山 弁護士。
  • 宇治 金、頭脳、暴力の三拍子が揃っていると雁金に評される伏見組のヤクザ。壬生の知り合い。
  • 白い男 明治以前の教えを伝える塾にいた変な奴、と壬生に言われている。白のハット、スーツ。
  • 白栖 雅之 白栖総合病院医院長
  • 白栖 正孝 白栖医院長の息子
  • 相楽 弘毅(そうらく こうき)東村ゆうひ弁護士事務所所属の弁護士
  • 平川 幸孝(ひらかわ ゆきたか)白栖医院長の次男で正孝の弟
  • 白栖 早苗(しらす さなえ)白栖正孝の妻
  • 平川 恵理子(ひらかわ えりこ)平川幸孝の妻
  • 山根 白栖正孝の学生時代の友人で現在は勤務医→製薬会社の査定の医者に転職
  • 朝倉優子 東村ゆうひ弁護士事務所所属の弁護士
  • 射場雅弘 白栖総合病院事務局長 
  • 有馬剛 事件屋 
  • 池尾 白栖総合病院の秘書 素行が悪く借金があるらしい
  • 比嘉 マッサージ氏の親戚
  • 百井 ヤクの売人
  • 佐々木求馬 伏見組のケツモチがいる、と騙り恐喝をするチンピラ 百井の知り合い
  • 井出 出雲の部下的な立場の人間
  • 中川 ゆめ 曽我部が家に遊びに行く中の女性 
  • 野村乃蘭(のら) 百井からボスと呼ばれるマリファナのグロワー
  • 中野 マリファナ所持で捕まったらしい。九条の顧客。
  • 髭鼠 のらのマリファナを作る作業員。
  • 梨沙 りさ のらの娘
  • マリア のらの家の家事をするシッター
  • 草生 出雲の部下。香港?で壬生を見つける。
  • 烏丸晃子 烏丸の母。
  • 心愛(ここあ)男性アイドルを追っかけると同時にホスト一ノ瀬貴族に買掛をもちパパ活を行う女性
  • 姫愛羅(てぃあら) 男性アイドルを追っかけると同時にパパ活を行う女性
  • 村田(偽名) 姫愛羅にお金をくれるシュッとしたじじー
  • 八幡聡明(やわた としあき)八幡弁護士事務所の弁護士、九条と同期
  • 一ノ瀬貴族(いちのせ きぞく)ホストクラブ REIGNレギュラー
  • 深泥池哲也(みどろがいけ てつや)スカウトグループ ゴールデンGUY幹部
  • 黒谷 スカウトグループ ゴールデンGUY幹部 大金を盗み失踪中
  • 丸山 デリヘル「ニュルルポンポン」から脅されるおじさん

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