九条の大罪 第127審 日常の犯罪⑩ 感想

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これまでの登場人物
  • 九条 間人(くじょう たいざ) 弁護士
  • 鞍馬 蔵人(くらま くろうど)検事。九条の実兄
  • 烏丸 真司(からすま しんじ)九条の事務所のイソベン(=居候弁護士。弁護士事務所に雇われている弁護士のこと)現在は流木の事務所に勤める。
  • 壬生 憲剛(みぶ けんご)自動車整備会社社長・コワモテ
  • 有馬 (ありま) 弁護士
  • 嵐山 (あらしやま) 刑事
  • 莉乃(りの) 九条の娘。
  • 植田 篤彦 自殺をしたおじさん 口が悪かったらしい
  • 流木 信輝(ながらき のぶてる)白髪の高齢の弁護士 九条の父と面識あり
  • 山城 祐蔵(やましろ ゆうぞう) 弁護士 九条の父と面識あり
  • 菅原 遼馬(すがわら りょうま) 介護施設輝幸代表 輩
  • 久我(こが) 菅原の部下
  • 家守華恵(いえもり はなえ) コンサルティング会社経営
  • 佐恵子 家守華恵の義理の妹
  • 金本 卓(かねもと すぐる)大柄な不良 力士を目指していたらしい 父がヤクザ 故人
  • ミヨコ 金本の同居人
  • 曽我部 聡太(そがべ そうた) 配達員 壬生の後輩の下の人間らしい
  • 薬師前 仁美(やくしまえ ひとみ) ソーシャルワークつぼみ代表の女性。烏丸の知り合い
  • 宇田川 良子
  • 森田 ひき逃げ犯
  • 郷田 ヤクザ風の男
  • 市田 智子 毎朝新聞社会部 烏丸の知り合い
  • 京極 清志(きょうごく きよし) 伏見組の若頭
  • 佐久間 謙一(さくま けんいち) 京極を襲撃した輩
  • 笠置 雫(かさぎ しずく) 男性を殺害した若い女性、キャラクターのタトゥー
  • 中谷 修斗(なかや しゅうと) イケメン。マッチングアプリで雫と出会う 故人
  • ムーちゃん 39歳。ぼったくりバーの客引き。
  • 外畠(とのはた)雫の母衣子の内縁の夫
  • 粟生(あお)怪しい男。修斗とつながっている。
  • 亀岡 麗子(かめおか れいこ) 人権派弁護士
  • 田城(たしろ)雫のメイク担当
  • 小山義昭(こやま よしあき)=小林(こばやし)? トゥールビヨン企画の代表取締役
  • 白石 桃花(しらいし ももか)AV出演強要を訴えるモデル
  • 寿樹弥(じゅきや) No1ホスト
  • 笠置衣子(かさぎ きぬこ)雫の母親
  • 深見 警察官、組織対策課3年目
  • 又林 深見の先輩らしき警察官
  • 嵐山信子=愛美? 嵐山刑事の娘 故人
  • 犬飼勇人 嵐山信子殺害の為、少年刑務所に服役中、壬生の地元の後輩
  • 衣笠美穂 嵐山愛美の元飲み友達。
  • 炭山部長 嵐山の上司
  • 金ヶ原 ヤクザが原因で銀行口座を作れない女
  • 紗理奈 小山の娘
  • 門脇数馬(俳優志望➡サパークラブ勤務)
  • 音羽千歌(歌手志望➡ギャラ飲み女子)
  • 数絵 門脇数馬の妹。生まれつき体調がすぐれない
  • ももよ 数馬の俳優時代からのファンで風俗で働く
  • 山梨新一 整形外科医 エッチそう
  • 伏見組長 伏見組の組長。現在服役中。
  • 川原社長 数馬を大人の運動会に紹介したらしい
  • 小松 坊主頭の男。
  • 東村ゆうひ 烏丸の元居た法律事務所の人と思われる
  • 知恵光院翔 ライップスコーポレーションの男。門脇数馬に投資詐欺を行う。
  • 片桐士郎 私立探偵。壬生の依頼で数馬を助けようとする
  • 宇治信直(うじのぶなお) 検事部長。
  • 京極猛(きょうごく たけし)京極清志の息子。
  • 烏丸克伸 烏丸の父で東大法学部➡商社勤務。「東海道新幹線連続殺人」による無差別殺人にて亡くなる。
  • 雁金正美 (かりがね まさみ) 伏見組若頭補佐
  • 鍛冶屋小鉄(かじやこてつ)伏見組構成員
  • 艮克成(うしとら かつしげ)破門絶縁元ヤクザ
  • 出雲 死刑判決が出た男。詳細不明。同一人物か不明だが出雲という京極を慕うヤクザもいる
  • 船井 電車で暴行を行うオタのオッサン
  • 中林敏子 (なかばやしとしこ)烏丸克信を殺害した連続殺人犯に殺害された被害者
  • 鞍馬 行定(くらま ゆきさだ)九条の実父、検事
  • 佐山 弁護士。
  • 宇治 金、頭脳、暴力の三拍子が揃っていると雁金に評される伏見組のヤクザ。壬生の知り合い。
  • 白い男 明治以前の教えを伝える塾にいた変な奴、と壬生に言われている。白のハット、スーツ。
  • 白栖 雅之 白栖総合病院医院長
  • 白栖 正孝 白栖医院長の息子
  • 相楽 弘毅(そうらく こうき)東村ゆうひ弁護士事務所所属の弁護士
  • 平川 幸孝(ひらかわ ゆきたか)白栖医院長の次男で正孝の弟
  • 白栖 早苗(しらす さなえ)白栖正孝の妻
  • 平川 恵理子(ひらかわ えりこ)平川幸孝の妻
  • 山根 白栖正孝の学生時代の友人で現在は勤務医→製薬会社の査定の医者に転職
  • 朝倉優子 東村ゆうひ弁護士事務所所属の弁護士
  • 射場雅弘 白栖総合病院事務局長 
  • 有馬剛 事件屋 
  • 池尾 白栖総合病院の秘書 素行が悪く借金があるらしい
  • 比嘉 マッサージ氏の親戚
  • 百井 ヤクの売人
  • 佐々木求馬 伏見組のケツモチがいる、と騙り恐喝をするチンピラ 百井の知り合い
  • 井出 出雲の部下的な立場の人間
  • 中川 ゆめ 曽我部が家に遊びに行く中の女性 
  • のら 百井からボスと呼ばれるマリファナのグロワー
  • 中野 マリファナ所持で捕まったらしい。九条の顧客。
  • 髭鼠 のらのマリファナを作る作業員。
  • 沙梨 りさ のらの娘
  • マリア のらの家の家事をするシッター

九条の大罪 第127審 あらすじ ネタバレ注意

屋上で九条はコーヒーを曽我部に勧める。

コーヒーに大量の砂糖とミルクを入れる曽我部は、ムショを出てから甘いものが好きすぎるという。

曽我部のしゃべる言葉はどもっており、かつ1文1文は意味が通じるが、関連性が無さそうなことを言うので読解が難しいが、九条は「今の現状を変えたいということですか?」と意図を汲む。

前科もちが仕事をしても限られ、友達もいない、でもまともな人もつまらなそうで、自分は誰かの役に立てるなら何でもいい、と人生の悩みを話したり要領を得ない曽我部の発言に、別の悩みがあるのではと九条が投げかけると、荷物を運んでいる連中が職質を食らっているという不安を吐き出す曽我部。

警察が動いているなら半年以内に駒として曽我部も処理されると九条は言う。

さらに、曽我部は百井から呼ばれて伏見組の座布団の高い人、つまり出雲にこれから会い泥沼だと頭を抱える。

九条は誰かの役に立てるなら何でもいいと言っていたことを引き合いに出し、今すぐ人間関係の整理整頓をすべきと言い、他人ではなく自分の人生を生きるべきという。

百井はのらとベッドでコロナビールを飲んでいる。

のらはマリファナ農場で3年間で6店舗2億5,000万円稼いだといい、百井が引き継ぐなら生産のマニュアルを渡す、と言っている。そしてすでにマニュアルは出来ているようだ。

5,000万円で栽培場を引き継ぐか百井に問いかけるのら。百井は腹をくくるという。

従業員は犯罪者で寂しがり屋なので集まってしまい、捕まる。だから個別に隔離して作業させるということ。

最初に金の話をする奴は金で裏切られるから信用するな、という2つの忠告をのらは百井にする。

出雲と事務所で対面する百井と曽我部。

百井が手広く大麻農場で稼いでいることについて、詰めるという出雲。

曽我部がいなくなった屋上には九条と烏丸、ブラックサンダー。

曽我部は逮捕されるより地獄が待っているかもしれないという九条。

九条の大罪 第127審 感想

前回もタイミングの話をしているが、今回、のらはマリファナの栽培場を売り抜けたということなのだろうか。

展開が早いのでよくわからないが、もし完全にあのベッドからの会話で所有権が百井に移ったのであれば、百井としてみれば最悪のタイミングである。

出雲の指摘する手広い大麻農場はまさに百井のものとなり、百井がのらを売ったとて、のらが農場を持っていないなら意味がなく、逃げ場がない状況である。

曽我部についても人間関係の整理整頓を九条は勧めてはいるが、現実的に難しいと理解しているのだろうか、曽我部に待っているかもしれない地獄というのも、例えば一生このまま奴隷のように働き続けることなど、いくらか想像がつくが気になる。

曽我部がどうやって人間関係の整理をするのか、というのはとても難しいと思う。普通に学校に通ってアルバイトをしたりしている人であれば、嫌な人間関係を避けたり減らすことは容易であるが、曽我部は犯罪者の集団に既にどっぷり足を突っ込んでおり、曽我部の様な弱者の利用価値も犯罪者たちは良く分かっている。

曽我部のような立場に置かれたら本当にどこか遠くで人間関係をリセットする必要がまずあるように思えるが、それでも曽我部はその遠くで新たに立ち位置を作れるような人でもなさそうで、やっぱり曽我部の言うところの清掃化解体作業の様な前科もちでも働ける、きつい作業からは逃げられなさそうである。

九条の大罪 第128審以降の展開は?

九条の様子からして今回曽我部はやはり無傷では終えられなさそうである。

そして、百井に関してもだいぶピンチに陥っている。もともと出雲に認識されている時点でいつかは来るピンチには違いないが、もしこれでのらが海外に脱出などを決めるのであれば、のらがもともと言っていた判断の早さの違いが百井とのらにはあったことになる。

もっとも百井が早くのらの農場を引き継いでいたとしても出雲からは逃れられなかったが、のらとしては危機を乗り越えた可能性がある。

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