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九条の大罪 第139審 あらすじ ネタバレ注意
裁判所を出た桜田門駅に続く道を歩く九条と烏丸。
背後から薬師前と亀岡が遅れて歩く。
薬師前はなぜ亀岡に嘘をついて出し抜いてのらに不利なことをしたのか、と九条に言う。
九条は曽我部の利益の最大化を考えたまで、という。
控訴する、という亀岡に対し、
九条は
百井が行方不明になった。二度と現れない
とのらに伝えてください、といい、のらさんならそれだけでわかるという。
亀岡は控訴を打診するというが、九条の伝言を伝えると、のらは冷や汗をかき控訴はせず刑を受け入れるという。
12年も娘と会えなくなるという亀岡だが、のらは、中のほうが安全だから、という。
坊主になった曽我部と、九条、烏丸、薬師前が接見している。
曽我部の父が次は一緒に暮らしてまじめに働いて欲しいと言っていた、という烏丸だが、曽我部は、はいはい、と態度が悪い。
親父と暮らしても悪いところが目につき喧嘩をするという曽我部。
烏丸は、仕事も続かない、約束も守らない、楽な金に逃げる、と曽我部に向かって、冷静に曽我部の内面の至らなさを指摘し、
犯罪を繰り返す人間に次こそはと言ってくれる父親はそういない、と伝える。
曽我部は父が牛丼屋のテイクアウトの時、紅生姜や七味を大量に持ち帰ったり、公衆トイレのトイレットペーパーを大量に持ち帰り、バレていないが犯罪で、父も善人ではないという。
のらが12年の刑を選んだ理由を曽我部が尋ねる。
九条は百井が伏見組に殺された。という。
水死した金本を想像し、次は俺?と嘔吐する曽我部。
これに懲りて悪い世界に近づかないようになってくれたらいいのですが、という。
九条の大罪 第139審 感想
前回の私の予想から外れ、結局のらはシンプルに刑務所にいたほうが安全だから、という理由で懲役13年を受け容れた。
もちろん死ぬ確率の高い娑婆よりは命の補償がなされる刑務所のほうが良いと思うが、私は、のらはあくまで伏見組の管理外で農場をやっていたものと想定していたので、農場が差し押さえられたいま、伏見組ものらを殺す意味はないのかと思っていた。
また、金本と違い特に自身や部下が何か下手を打ってそれが原因で農場が警察に発見されたわけではなく、伏見組から見ても特に行動に非はない人物では?と思っているが、それでいうと百井も特に何かをしたわけではないが、結果的に伏見組の収益源である麻薬ビジネスが警察に抑えられてしまっており、その意味では「なんかやらかした」扱いで殺されたのだろうか。
百井が伏見組に殺されるならば、関係者はいずれも殺されるリスクがある、とりわけ上の立場であるほど責任を取らされるリスクが高い、ということは以前の曽我部が大麻所持で逮捕されたとき、最終的に金本が殺され、曽我部が生きていることからも想像できた。
ただ、この場合金本は死んだが、その上の立場である壬生は殺されていないので、どういうロジックでヤクザが人を殺すのかが良く分からない。
しかしながら、直感的にのらは自身が死ぬ可能性を天秤にかけ、刑務所が有利だと判断し、即座に刑を受け容れる判断をした。
亀岡の説明を1回では理解できないのらだが、それは用語や知識の不足であり、前提条件さえあれば迅速に判断し、娘に会いたい、という感情をいったんシャットダウンし合理性で動けるのがのらである。
一方、曽我部も障害はあるが計算ができる人間である。
北風と太陽ではないが、その逆のような感じである。
親のありがたさや曽我部自身の至らなさを説かれても、曽我部は現状を変えようと判断しない。
しかし、百井が死んだ、というのらに伝えた言葉とほぼ同じ言葉で曽我部は自身も残酷に殺されるリスク、恐怖を感じた。
そしてその恐怖はもしかしたら曽我部の再犯を無くす、減らすことにつながるかもしれない。
九条の大罪 第140審以降の展開は?
少なくともこの3つの裁判編になってから、裁判は3つ起こっていない。
まだ1つである。あと2つ何の裁判があるのだろうか。。



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